①からの続き。
さてセッション当日。
私が選んだのはヘッドトリートメントとアロマクラフト作り。
小さなセッションルームの壁際に並ぶwoteの精油たち。
(ずっと「ロート」だと思ってたら「オート」だった笑)
強い主張はないけど、存在感を感じる。
トリートメントの前にたっぷりお話をする。
セラピストのひろこさんの静かな声のトーン、佇まい。
能登の植物の話や、森や木が好き、特に松が好き、そんな話をした気がする。
打ち合わせスペースが、今度はセッションルームにトランスフォーメーション。
ひろこさんが見立ててくれた精油たちを使ってセッションが始まる。(ドキドキ
目を瞑って香りと、タッチと、空間を感じる。
ふと浮かぶ、イメージ。
誰かの足元が見える。ロイヤルブルーの質素な布を身に纏った足元。左足には赤茶色の革の足枷が見える。
次の精油。
今度はチベットのお坊さんのお経が聞こえる。
なんとなくそれを口ずさんでしまう自分がいる。
チベットのお経なんて全く知らないけど、なんか勝手に口が動く感じ。
次の精油。お腹に塗る。
懐かしい香りと共に、安心感が広がる。ほわ〜〜〜
次の精油。
うわ〜、何!?めちゃくちゃあったかい。
そして最後の精油。
!?????一瞬で紫色のベールに包まれる。と同時にシンボルのような絵柄が見える。
他の精油たちとは働きかける次元が違う気がする…
一通り終えて、言葉を失う。
ひろこさんに「どうでした?」と聞かれたけど言葉が出てこなかった。
情報量が多すぎて。体験が簡単に言葉にできなくて。
1つ言えるのはこれは「アロマセラピーのセッション」ではなく
「植物たちと一緒にする時空の旅」だってこと。
「木と相性がいいみたいですね」とひろこさん。
どういうこと!?と聞くと、セッション中、木の精油の香りの立ち方が違ったそうです。
それ聞いて、木を抱きしめたくなったよ…
今回、わたしと一緒に旅をしてくれたのは下記精油たち。
ジュニパーベリー、パインスコッチ、フランキンセンス、パインポンデローサ、ヒソップ、ラベンダー、セージパープル。
精油ちゃんたちにBig Hug。
③へつづく。