変容を起こすキーは“自分の在り方”を変えること①では
物事がうまくいくのを阻む存在が自分自身であると
卦から告げられ、
どうしたらいいのーーー!!???
というところまでお話ししました。
で、ある日変わるきっかけが訪れたんです。
何をしたかというと、
そんな自分の情けない姿(人目を気にしてばかりでびびって何もできない自分)の話を友人にしたんです。
人に話すことで、わたしの中で何かが変わったのが分かりました。
と同時に
人に話すことってこんなにも大事だったんだー!
と改めて心の底から感じました。
話がちょっと脱線しちゃうのですが、
わたしは20代前半の頃にストレスで鬱っぽくなって、
カウンセリングを受けていたことがありました。
その時も、一番大きな壁が崩れていったのは
カウンセラーの方に話を聴いてもらったことでした。
で、この時に自分にぴったりのカウンセリング技法に出会い、
それを学び、
色々いろいろな現場で今度は自分がそれを使う立場になり、
ボディワーカーにまでなってしまったのですが、
そこは長くなるので割愛します。
何が言いたいのかというと、
ただ聴いてもらうだけだったらブレイクスルーは起きなかったと感じています。
ではそこに何があったのか。
それは“スペース”と“ノージャッジ”な心/在り方、です。
スペース、それは、
“ここは安全な場であるよ”
“何かが起きても大丈夫な場所だよ”
“あなたがあなたらしくいていい場所だよ”
という場が作られていることです。
そしてもう一つは“ノージャッジな心/在り方”、これは
人目を気にするわたしに対して、いい悪いの評価を一切しない態度、
ということです。
論点はそこではなく、
もっとイーグルアイな感じ。
聴き手にこの二つがあったから
あれだけ苦しんでいたわたしの変容が
卵の殻をむくように、
するり、と起きたのだと感じています。
そうだー、
フォーカシング(先述したわたしが一番好きなカウンセリング技法です)をするときも
スペースを作っていたら変容が起きたなーとか
クラニオ(わたしが一番好きなボディワーク)する時も
スペース&ノージャッジで
わたし(施術者)は「ただ在る」だけで
変容って起きていたなー
と
大切なことを思い出させてくれました。
と同時に、
これをナチュラルにできているこの友人は
これまで色々な場で自分の在り方を鍛えていたんだなぁ
としみじみ感じてしまいました。
鍛えるってなんか体育会系な表現ですが。
一朝一夕では身につかないことなので。
身近にこんな人がいたことに
心からご縁に感謝だし、
改めて、わたしもこれから鑑定のクライアントさん達と
時間を共にするときに、
この在り方を忘れてはいけないなと
心に思いました。
なので、卦で
「物事が吉方向にいくのを妨げるのは自分自身」とでても大丈夫です。
あなた自身が変わりたいと思うのであれば、
いつからでも変わることができます。